
Veganism
ビーガニズム
"問題となるのは、理性を働かせる ことができるかということでも、話すことができるかということでもない。苦しむことができるかということである。"―ジェレミ・ベンサム
―Abstract―
ビーガニズムとは、「食品や衣服、その他いかなる目的のためであっても、動物に対するあらゆる搾取と残酷行為を、可能で実践できる限り排除する生き方」である。意図的に他者を害さないように努めることは最低限の道徳的姿勢であり、ビーガンになることは最低限の道徳的義務である。
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培養肉を巡る倫理的問題とその改善可能性
動物たちに多大な苦痛をもたらすことに加え、環境破壊や新興感染症の発生原因でもある破滅的なシステム――畜産に代わる新たな食糧供給手段として、培養肉(in-vitro meat)の生産可能性は注目を浴び、その開発が進められている。そして培養肉は、野生動物の管理や肉食動物の保護の際に与える食事としても期待されている。しかし、少なくとも現段階では、培養肉の製造はcruelty-freeではない。ここでは、そのような製造に伴う倫理的問題に加え、畜産の撤廃が人々の倫理観の底上げではなく培養肉などの代替製品の普及によって行われることで取り残される問題、そしてそれらの改善可能性及び培養肉の利用可能性について取り上げ、我々が取るべき態度について議論する。
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リチャード・ドーキンス (Clinton Richard Dawkins、1941年3月26 - )は英国の進化生物学、動物行動学者、ポピュラーサイエンスライター。