top of page

Science and Morality

科学と道徳

"ひとたび(可能な限り深く包括的な意味で)ウェルビーイングに関する考慮を、道徳と価値観に関する唯一明確な基底であると理解すれば、それを発展させることに成功しているかどうかは別として、道徳の科学というものが存在することがわかる。なぜなら、意識的存在者のウェルビーイングは宇宙の状態全体に依存するからである。物理的宇宙と我々によるその経験の変化が理解可能であるとすれば、科学は具体的な道徳的問いに解答を与えることがだんだんと可能になっていくだろう"―サム・ハリス

―Abstract―

科学の発展が道徳にどのような影響を与えてきたのか。また、道徳―善悪の判断―は、科学的に取り扱うことができるのか

―Related Articles―

『リチャード・ドーキンス、ヒトと他の動物との境界はいかに曖昧か』ガーディアン 2009/1/4

Edge.orgによる世界有数の思想家に向けられたニューイヤーチャレンジへの遅めの返答として、リチャード・ドーキンス教授は彼のエントリを提出した。 Edge.orgは、科学者、哲学者、芸術家、ジャーナリストに問うた「何もかもを変えてしまうものとは何であるか?」と。『利己的な遺伝子』や『神は妄想である』の著者ドーキンスは、おそらく研究室におけるキメラもしくは人間とチンパンジーの間での交雑の成功によってなされる、人間と動物の間の境界の破壊の効果について考えをめぐらせた。

動物福祉に関する科学者の役割 by ユヴァル・ノア・ハラリ

『サピエンス全史』や『ホモデウス』の著者として知られるビーガンの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが語る、動物の福祉に関する議論における科学者の責任と役割について。

倫理の自然化―オーウェン・フラナガン 他

Flanagan, Owen, Hagop Sarkissian, and David Wong. "Naturalizing ethics." Moral psychology 1 (2008): 1-26.の簡単な要約。

リチャード・ドーキンスとピーター・シンガーの対談

2008年に放送され、British Broadcasting AwardsでBest Documentary Seriesに選ばれた、動物学者リチャード・ドーキンス出演の英国のドキュメンタリーシリーズ『The Genius of Charles Darwin』よりピーター・シンガーとの対談。二人は対談でダーウィニズムが我々の倫理観に与えた影響を探る。肉食の問題だけでなく、中絶、カニバリズム、動物実験、チンパンジーとヒトのハイブリッドの作成、宗教など、様々な問題を取り上げている。

Please reload

―Related Videos―

サム・ハリス, 科学は善悪を語りうるか 日本語字幕

2010年に開かれたフォーラム『Can Science Tell Us Right From Wrong(科学は善悪を語りうるか)』では、心理学者スティーブン・ピンカー、神経科学者サム・ハリス、哲学者パトリシア・チャーチランド、サイモン・ブラックバーン、倫理学者ピーター・シンガー、物理学者ローレンス・クラウス、そしてScience Networkのロジャー・ビンガムという、著名な科学者や哲学者らが集い、講演やディスカッションを行った。

リチャード・ドーキンスとピーター・シンガーの対談(日本語字幕)

2008年に放映され、British Broadcasting AwardsでBest Documentary Seriesに選ばれた、動物学者リチャード・ドーキンス出演の英国のドキュメンタリーシリーズ『The Genius of Charles Darwin』より、ピーター・シンガーとの対談のノーカット映像字幕付き。 二人は対談でダーウィニズムが我々の倫理観に与えた影響を探る。

ローレンス・クラウス, なぜ科学が道徳の基底でなければならないのか 日本語字幕

2010年に開かれたフォーラム『Can Science Tell Us Right From Wrong(科学は善悪を語りうるか)』では、心理学者スティーブン・ピンカー、神経科学者サム・ハリス、哲学者パトリシア・チャーチランド、サイモン・ブラックバーン、倫理学者ピーター・シンガー、物理学者ローレンス・クラウス、そしてScience Networkのロジャー・ビンガムという、著名な科学者や哲学者らが集い、講演やディスカッションを行った。

Please reload

Links
bottom of page